で、スージーの乳製品アレルギーが名実共に証明?されたわけですが、久々にまた検査してみようと思い、ネットをチェックしていた所、こちらの動画に遭遇しました。
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05_IgG遅延性アレルギーテストには意味がない?_情報選択の重要性について(出典:ジョコビッチの生まれ変わる食事)_ガリからマッチョへの道 by tatsuya yoshidaさん
日本アレルギー学会によれば「米国や欧州のアレルギー学会および日本小児アレルギー学会では、食物アレルギーにおけるIgG抗体の診断的有用性を公式に否定しています。」とのこと。
理由は
「1:食物抗原特異的IgG抗体は食物アレルギーのない健常な人にも存在する抗体である。
2:食物アレルギー確定診断としての負荷試験の結果と一致しない。
3:血清中のIgG抗体のレベルは単に食物の摂取量に比例しているだけである。
4:よって、このIgG抗体検査結果を根拠として原因食品を診断し、陽性の場合に食物除去を指導すると、原因ではない食品まで除去となり、多品目に及ぶ場合は健康被害を招くおそれもある。」
「以上により、日本アレルギー学会は日本小児アレルギー学会の注意喚起を支持し、食物抗原特異的IgG抗体検査を食物アレルギーの原因食品の診断法としては推奨しない」
のだそうです。
参照サイト:●一般社団法人日本アレルギー学会:〔学会見解〕血中食物抗原特異的IgG抗体検査に関する注意喚起
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その後、更新されたようなので、リンクを貼りなおします。(2021.04.19 追記)
●令和元年12月 血中食物抗原特異的IgG抗体検査に関する注意喚起(更新)
以下、全文コピー。
「血中食物抗原特異的 IgG 抗体検査(IgG4 などのサブクラス抗体を含む)に関する注意喚起
米国や欧州のアレルギー学会および日本小児アレルギー学会では、食物アレルギーにおけるIgG 抗体の診断的有用性を公式に否定しています。
その理由として、以下のように記載されています。
すなわち、①食物抗原特異的 IgG 抗体は食物アレルギーのない健常な人にも存在する抗体である。②食物アレルギー確定診断としての負荷試験の結果と一致しない。③血清中の IgG 抗体のレベルは単に食物の摂取量に比例しているだけである。④よって、この IgG 抗体検査結果を根拠として原因食品を診断し、陽性の場合に食物除去を指導すると、原因ではない食品まで除去となり、多品目に及ぶ場合は健康被害を招くおそれもある。
以上により、日本アレルギー学会は日本小児アレルギー学会の注意喚起を支持し、食物抗原特異的 IgG 抗体検査(IgG4 などのサブクラス抗体を含む)を食物アレルギーの原因食品の診断法としては推奨しないことを学会の見解として発表いたします。
参考文献:
Stapel SO, et al. Allergy 2008; 63: 793-796.
Bock SA. J Allergy Clin Immunol 2010; 125: 1410.
Hamilton RG. J Allergy Clin Immunol 2010; 125: S284.
日本小児アレルギー学会ホームページ:
「血中食物抗原特異的 IgG 抗体検査に関する注意喚起」
平成 27 年 2 月 25 日
一般社団法人日本アレルギー学会
理事長 斎藤博久
令和元年 12 月 13 日(更新)
理事長 出原賢治」
確かに、スージーもそんな風に(検査では、単に摂取量の多い食品を特定できるだけであって、アレルギーの原因食品を特定できるわけではないのでは?)と思った節があったのですが、その通りだった?ようです。
ちなみに、アンプロシアの血液を採取するに当たっての注意事項?「●採血前の食生活」として、
「◆小麦やグルテンをはじめ、特定の食品を除去した食事をなさっている場合、該当する項目の値が低い、または無反応となる可能性があります。
◆医師の指示が無い限り、通常どおりの食生活を送り、検査をお受けください。」
とあります。
参照ページ:●食物アレルギー|遅延型フードアレルギー|アンプロシア株式会社|IgG食物過敏症セミパネル(120項目)
しかし、スージーのように、多量摂取していた食品がアレルギー反応(スージーの場合は手湿疹のような汗疱)を起こしていた場合もあるので、一概に無意味ではないと思っています。
ジョコビッチさんの書籍でIgGフードアレルギーテストについて触れられているとは知りませんでしたが、ジョコビッチさんも小麦グルテン?が原因で、何かしら不具合があった→除去食にしたら、パフォーマンスが上がったということなのではないでしょうか?
ジョコビッチの生まれ変わる食事
上掲tatsuya yoshidaさんの動画によれば、こちらの本でもIgGアレルギーテストをおすすめ?しているらしいです。
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世界のエグゼクティブを変えた超一流の食事術
結局、検査結果を鵜呑みにすることはできないけれども、アレルギーや原因不明の体調不良を引き起こしているかもしれない要因(食品)の候補が見つかる手助けにはなるのではないかと思います。
さてさて、久々に検査してみますかね~。スージーが以前行った時(2014年9月頃?)より、検査項目も増えて、検査キットの中身も少し変わっているようです。
今はアマゾンだけでなく、楽天でも売ってます。
↓↓↓
IgG 食物過敏症セミパネル(120項目)/アンブロシア/検査キット アレルギー/送料無料
価格 27,000円 (税込 29,160 円) 送料無料
リンク先ショップ:楽天24
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現在配布されてる10%OFFクーポン利用&歳末?大感謝祭の買い回りポイントアップMAXでポイント10倍以上としても、相変わらず結構お高いですよね。むむむ。
219項目検査できるキットはなんと4万円オーバー!
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IgG 食物過敏症フルパネル(219項目)/アンブロシア/検査キット アレルギー/送料無料
価格:40,000円 (税込 43,200 円) 送料無料
リンク先ショップ:楽天24
…日本アレルギー学会が「IgG抗体検査を食物アレルギーの原因食品の診断法としては推奨しない」のならば、まっとうな?医師のところでこの手の検査を受けるのは無理そうなので、自分で手配するしかなさそうです(笑)。
さて~どうしましょうか~。年末何かと物いりで…他に買いたい物もあるし~;。どうせ乳製品除去生活してるんだから、検査結果ではアレルギー反応?は出ないだろうし…。う~ん。
はい、ショップチャンネルとは全然関係ないネタでしたが、今までショップチャンネル三昧に書いた内容にはそれなりに責任があると思うので、お知らせまでm(_ _)m。
ホントに今年は寒いですけど~皆様くれぐれもお身体大切になさってください!楽しい年末年始でありますように~!!
一応ショップチャンネルのセールもチェックしてみますか?笑
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スージー関連ブログ(日記)記事
●薬酵泉と乳製品アレルギー(汗疱かんぽう)…
●お餅でおでき(ニキビ・吹き出物);。
追記(2021.4.19)
その後、2回「IgG 食物過敏症フルパネル」を受けてみました。と、いうのもなかなか治らない?アトピーちっくな症状があり、ある時目の周りが腫れ上がるようなことがありました。
で、「これは何かに反応している!」と思ったので検査してみたら…今までの乳だけでなく、卵、その他いろいろ反応してました;。
で、米の反応もちょと高かったので気を付けていたのですが…昨年5月ごろ?連日米を食べていたら…なんだかアトピーちっくな顔面の症状がまた悪くなり…検査してみたら「米」もアウト!のラインを越えてしまっていました;。
他にもいろいろ…トウモロコシ、ジャガイモなども×で…澱粉類が×となり、現在一般的に売られている加工食品はほとんど食べられなくなりました;。
米…米飯だけでなく、みりんや酢も反応してるようで…外食も難しい;。焼肉としゃぶしゃぶと焼き鳥をリピート状態?(笑)。
笑ってる場合じゃないのですけど…自炊する分には問題ない。
米やパンが食べられない生活にも慣れてきました。残念だけど;。
何か改善する方法がないかと模索中です。
以前の見解通り、検査で高反応を示しているもの全部が全部×とは言い切れませんが(遅延型だし、そもそも何が反応してるか確定するのがとても難しい)、スージーの場合は高い反応を示した食品を避けることで、アトピーちっくな皮膚症状が改善するのを体験済みなので、これからもこの検査を受けると思います。
値段が高いのでしょっちゅうは受けられませんけど…ほかに代替するものも今のところ見当たらず…。
保険適用になったとしても検査1回4000円くらいかかる計算です;。